2010 主任職員研修会
 ☆ 平成22年7月27日 開催                                  
    笠置信行 保育連盟理事長   富永眞秀 教区保育連盟会長       佐々木哲生 保育連盟研修委員長
         今回のご講師は青少年カウンセラー 外松太恵子先生。 「まことの保育」について懇切丁寧にお話下さいました。
 ☆ この研修会に参加しての所感をお聞かせください。 

 午前中の外松先生のお話を聞いて。
毎日子ども達とかかわって、本当にこの子ども達の将来に責任が持てるのかと不安になりました。幼児期が思春期に大きな影響を与えることは以前から十分に理解していましたが、はたして私達保育者が与える影響はどの程度なのか…。改めて、子ども達に関わることの重さを考えさせられました。
すべての子に受容すること、自然に受け入れることの難しさを今ここで反省し、大切にしていきたいと思いました。また、「傾聴」の中で、共感=共に感じる、心を感じる、その時、相手の言葉を反復し、最後に「の」をつける事で、相手の中に入っていけるということを知り、これから実行していきたいと思いました。
午後からの佐々木先生の講義では、保育の「質」の重要性。「質」とは、その園に合った共通理解を深め、全職員が分からないと「質」の向上にはならないと思いました。
また、「無明」についてのお話がとても印象的でした。
資料は園に持ち帰り、もう一度全職員で勉強する時の教材にしたいと思いました

 外松太恵子先生の講義、大変よかったです。
学びとしてはもちろんですが、聴かせていただいている内に、自分自身もやさしい気持ちになることが出来ました。先生のお話をずっとずっと心にとめて、子ども達と向き合って行くことができるように努めていきたいと思います。
ただ、先生のお話を聴くにしては、少し時間が短かったようにも思えます。せっかくの機会でしたので、もっともっとお聴きしたかったです。
佐々木哲生先生のお話、とても勉強になりました。
人が変わる事によって保育のレベルが下がることのないようなシステム作りの大切さを感じます。
研修会の資料も大切に持ち帰り次に生かせれば…と思います。

 「まことの保育」「浄土真宗の教え」について、とても深く、また分かりやすく学ぶことが出来ました。
この学びを日々の保育、また日々の生活に生かしていきたいと思います。
グループ討議では、みなさんの悩みを聞き、正直とても驚きました。想像もしないような常識が“教師”という立場の若者(だけとは限らないと思いますが…)の中でもあふれているのだと、今回の研修で知りました。
今の自分が周りの多くの方々に温かく見守られ、支えられていることに気付かされました。
また、今日から感謝の気持ちを心に、頑張っていきたいと思います。
素敵な一日をありがとうございました。
 (講義)外松先生
『まことの保育』→「受容すること、すべてを受け入れること」が、とても心に響きました。日々の保育の中で、自分中心に考えてしまい、子ども達の思いを十分に受け止めていない自分に気付かされ、反省することでした。共感することの大切さを改めて感じました。
日々の保育の茄中で、子ども達に寄り添って、保育をしていくように心掛けたいです。
(講義)佐々木先生
『浄土真宗の教え』→有り難い⇔当たり前、ほとんどのことが当たり前のように思って生きているということに気付かされました。生きているということは、当たり前なのではなく、本当に偶然で、すごいことなのだと感じました。生き方について学びました。一日一日を大切にしていきたいと深く思いました。
(グループ討議)
後輩指導の在り方、また親への対応について、いろいろと話し合い、とても勉強になりました。
外松先生のお話を楽しみにして参りました。保育については、我々の方がプロだから…とおっしゃっておられましたが、お話の内容はまさに「まことの保育」についてで、胸が熱くなりました。「まことの保育者」として、改めて自分に問いかける機会をいただき、ありがとうございました。
佐々木先生のお話は、内容豊かで、阿弥陀様に願われている自分、それにふさわしい自分であるんを反省させられました。
指導計画も今後の参考にさせて頂きます。
グループ討議も良かったです。もう少し時間があっても良いくらいでした。
すべてに有り難うございます。お蔭さまで、明日からも頑張れそうです。
私共への熱い講義を聴きまして、自分の保育士としての姿、指導計画の立案、実践の学びを改めて考える良い機会になったと思っています。
そのことが、一人一人の未来ある子ども達へ反映されていくことをしっかり胸に抱き、明日から、いえ今から更に気持ちを引き締めていきます。
外松先生のカウンセラーのお仕事を通しての乳幼児期の受容の大切さ、分かりました。
佐々木先生の浄土真宗のお話(私にはやや難)。もう一度、聴かせていただき、少しでも理解していきたいと思います。
そして、グループ討議では、各先生方の現場での悩み、出来事をきけて、また相談にものって頂き、大変有意義でした。

 ☆ 『グループ討議』では、講義の内容を確かめ合ったり、保育上の諸問題について語り合いました。